我以外、皆我が師なり
作家 吉川英治 名言
人は一人では生きていけない。
空気があり、大地があり、空や太陽、
自然の働きがあってこそ、
生きる事ができている。
食べ物はどこからきたのか・・・
着ている衣服は誰が作ったのか・・・
パソコンやスマホは? 靴やバッグは?
見渡せば、身の回りにあるモノ全て
自分以外の力が働いている事がわかるはず。
食べ物が身体をつくる様に、
目にするもの、耳にする事は、
言葉や行動の骨格をつくる。
子供たちを見ればわかりやすい。
赤ん坊は身近な親を手本として育ち、
やがて周りの大人達や他人との関わり、
自然との関わり、絵本や遊びの中から学んでゆく。
大人も同じ・・・
むしろ、それまでの経験から蓄積した
知恵や知識が多ければ多いほど、
自分以外の何かの力をもらっている。
嫌な人を見て「こうはなりたくない」と
思う事もあるだろう。
反対に、素敵な人と出会えば「いいなあ」と
憧れを抱くことも・・・
どちらにせよ、人の振り見て我が振り直せ。
嫌な人は反面教師に、憧れる人は
お手本として、自分の言動をチェックする。
人だけではない。
動植物、この大自然そのものが
お手本であり、さらには起こる出来事、
環境、状況、境遇までもが成長へ
導く師となるだろう。
この地球に存在する生命体、全てにおいて
己だけの力だけで生存し続ける事は
不可能だという事・・・
人間も動物も植物も全てが共存してこそ
「生」を繋ぎとめていける
そしてこの世の生き物で唯一人間だけが
「愛」無しでは決して
生きていけない生き物ですからね
真実の愛とは見返りを一切求めない無償のモノ
その無償の愛を親から子へ
そして次はあなたがそのバトンを受け、子へと・・・
紡いで行く
今日も愛を一杯感じながら過ごしましょう